いつしか日記

日々の日記。圧倒的に仕事の話。

昨日は笑い袋、今日は隣の。

2021.8.10



朝礼にて、

ボスから「U社のシステムのやり方を星屑のディスタンスさんとムードちゃんに教えてあげて」

と言われた笑い袋。

 

笑い袋が勝手に新人さんに引き継ぎしようとしていた仕事はパートさんに引き継がれるみたい。

 

 

新人さんは試用期間だからか引き継ぎはパートさんになったみたいだけど、

(もしくは殿の思いつき)

機械にめちゃくちゃ臆病なムードさんがピンチになったのが分かった。

スマホも苦手で持ち歩かない人。

大丈夫かなぁ

 

 

 

 

 

 

笑い袋は今日もあからさまにNを避けている。

 



 

 

 

 

朝から隣のがいつしかさんを呼び出せと騒いでいたというので現場に赴いた。

 

 

フィルムにズレがあるのはミスなの?という理由で騒いでいたらしい。

 

営業のペロリと関係者のNも呼ばれていたみたいで後から来た。

 

 

印刷するのにフィルムっていうのが必要で、

版画みたいに色を重ねていくので色の分フィルムが必要。

 

今回は1版目だけ変更なので2版目以降はフィルムを使い回す。(弊社は)

 

その印刷フィルムを作るまでがいつしかさんの担当。

 

 

前は隣のがやってた。

わたしが生まれた時にはすでにやってたというので20年以上は携わっている。

 

 

ズレ方を見ると、

経験からすぐにフィルム出力のロット違いによるズレだと分かった。

 

外注でフィルム出力してもらってて、

出力のタイミングにより条件が異なるから過去のフィルムとピッタリ合わせるのは難しいらしい。

(昔のフィルムは縮むし)

 

 

今回のはかなり大きい印刷だからその分ズレが生じやすい。

そう説明した。

今更やん、と思いながら。

うちのやり方だと今までもそんなのばっかりだったでしょと。

 

 

 

 

いつしかさん達からの信用が無い(『聞く耳持たない悪い部下達』と捉えている)隣のは、

権力?のある男達を口説き落として連れてきていた。

 

深層心理では自分に自信が無い隣のは、

昔から力がある人の紋所を使って自分の言う事を聞かせようとして来た。

 

長話する気のない我らを気にすることもなく、隣のはふんぞり返って1人だけ椅子に座っている。

 

隣のの中では何かの勝負が始まっていた。

勝利を確信するポーズで座っている。

いや、態度で自分を大きな存在と印象付けようとしている・・・?

ただただ横柄にしか見えないが何かのアピールのはずだ。

 

浅すぎて分からないが。

 

 

 

 

 

 

 

隣の「データのミスじゃないのか?」

 

わたし「この微妙なズレ方はロット違いのやつですよ。物がデカいもんこれ。出るよ。」

 

隣の「ロット違い?」

 

初めて聞いたようで、疑わしい目を向けられた。

わたしは昔"隣の"から聞いた話を本人に話している。

 

 

隣の「ズレ無い様に出来ないの!?いつしかさんの送り方が変なんじゃ無いのか?」

 

わたしは昔"隣の"から引き継いだやり方で送っている。

 

 

わたし「丸が楕円に変形してくる訳じゃ無いから、この僅かなズレをどうこうしろは業者も難しいんじゃ無いですか?」

 

隣の「ロットが違うとなんでズレるんだよ?」

 

おかしいな。隣のは知ってるはずなんだけどな。

わざとっぽい気もするし、

本当に脳の萎縮な気もする。

昨日の話と繋がっちゃうけど記憶の改変が行われた可能性も高い。

 

 

わたし「うちだって黄色が初回のサンプルと違ってる印刷あるじゃないですか。

調色したロットが違うからでしょ?」

 

隣のが連れてきた男どもの都合が悪い話なのでスルーされた。

 

 

 

 

話が先に進まないので納得のいかない隣のを置いておく。

 

わたし「解決するには、共用とかしないで全版代を営業がもらってくれば良い。

出来ないから昔の版とズレが出てこうなる」

 

営業のペロリを見ながら。

 

ペロリは『なんで俺・・・ 』みたいなやれやれ顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

解散する雰囲気になったが、

まだ食ってかかってきそうな顔をしている隣の。

最後にわたしは1番気になっていた疑問を投げた。

 

 

わたし「ところでなんで隣のさんがいるんですか?」

 

てっきり先輩ヅラしてわたしと同じ立場から意見を言うと思っていたが、そうじゃなかった。

印刷現場へ左遷はされたが今は印刷するのも殿から禁止されているし、

この件に関係しているのか分からなかった。

 

 

隣の「なんでって・・っ関係あるんだよ!」

 

そうなんだ。

材料切ってるから?

 

 

 

 

 

 

 

戻ると、Nが驚く事を言っていた。

わたしがいない隙に隣のがデータを覗きにきていたと。

Nはそれがどういう事なのかピンと来てなかったが、隣のはデータにミスがない事を確認して知っていたという事。

『データのミスじゃないのか?』って聞いたのは引っ掛け。

 

となると、フィルムのロット違いによるズレの事も隣のは覚えててわざと責め立てるように言っていたように思える。

 

わたしが作ったデータに弱気だったり、

フィルムの知識が無かったら隣のはそこを突っ込んで何かを勝ち取ろうとしていた。

 

 

 

 

隣のの行動の全ては承認欲求から来る。

台風を起こして自分はさっさと台風の目に引っ込こむのがいつものやり口。

『後はご両人で解決しな。あたしは巻き込まれただけ。あたしって巻き込まれ体質なの〜』と

まるで自分が頼られているように吹聴して

『大変でしたね』を欲しがる。

 

 

 

 

 

 

わたし「シンプルに性格が悪い」

N「『多色物は3人(N含む)で見るって言ったよね?』って、聞いてねえわ!」

 

それは絶対に言われてたよ。絶対にね。

Nまで記憶改変し出すな。

 

 

基本的にいつしかさん1人でデータ作りからフィルムチェックまでやってるから色数の多いものはチェックの人を増やすようにと隣のが昔から言っていた。

負担がでか過ぎて誰も受け入れちゃ無いけど。

 

 

たまには隣のも良い事言うじゃん。って思うじゃん?

言い出しっぺの隣の自身も『いつしかさんがOKなんだからあたしもOK』ってチェックの仕方だったから褒められたもんでは無い。

手渡してすぐに責任印を捺した所を「何を見てOKした!?」って捕まえた事もある。

 

 

隣のが周囲の信用を得られない意味が少し伝わるといい。

 

 

 

 

 

 

 

どうでもいいけど隣のの呼び出しから戻ると、

笑い袋がムードに引き継ぎをしていた。

ムードがなんかイライラしていた。

「あんたが言ったので合ってるのね!?あんたがそう言ったんだからね!?」ってニュアンスの言葉を早口で言っていた。

対する笑い袋は「大丈夫でーす!」

 

そうだそうだ。

笑い袋意味分かんない所で急に記憶喪失になってるから気をつけて。

 

 

 

 

 

 

会議大好きな殿が休んだのはワクチンで熱出してるんじゃ、もしくは最近出てきたデルタ株じゃないだろな?という話をした後、

殿が着古したラフなシャツを着て事務所にいた。

大きく手を動かしてなにか言ってた。

元気そう。

 

 

 

 

 

 

休憩の時間になると、

作業してるボスに隣のが張り付いて一方的にコソコソ喋ってるのが見えた。

 

告げ口の時の顔じゃない?

誰かを貶めてやろうって顔だ。知ってる。

またなにか騒げることが見つかったのか。

 

 

 

 

ボスの事は放っておいて休憩に向かうと
殿がシャトレーゼのアイスを買って来ていた。

カップのかき氷のやつを選ぶと口の中がキンキンに冷えて銀歯にしみた。

 

 

殿はボスと楽しくお話中。

ボスはよく捕まる人。

 

会話が微妙に聞こえてくる。

休み前とか年末とか殿いつも体調崩しますよねぇー的な事を言ってた。

やっぱり体調の方だった。ワクチンの副作用か何か知らないけど。

 

 

 

銀歯と呼吸を合わせている最中、
Nがさっきの隣ののコソコソ話の内容を教えてくれた。

 

N「よく聞こえなかったけど多分フィルムの事だと思う。今朝の。『集まるならあたし出ようか?』って言ってた」

 

出た出た。お得意の。

 

 

 

 

夕方。

ボスが言いにくそうに近づいて来た。

さっきのコソコソ話の件。

 

ボス「あたしフィルムの事よく分かんないんだけど、一応言われたから言っとくね。

フィルムを出すにあたって、この時はこう送った、あの時はこう送ったとかいう記憶は残してるのかって」

 

隣のが何を言いたいのか分からないので聞き直す。

 

ボス「例えば、1ヶ月前に作ったフィルムを今回1版だけ変えたいってなった時、また今日みたいに合わないって事があるかもしれないから、

以前出した時のデータっていうのがそっちで分かる物が何かあるのかって・・・」

 

わたし「うちから送ってるからメール見れば分かりますよ。うちが送ったのをそのまま出力してもらってるだけだし。

おばば(隣の)が見たいのあるって言うなら送信履歴探れば出せる」

 

ボス「そうなの!?ほら、あたしに説明されたって分からないから笑

じゃあウィズに何を聞けばいいの?」

 

わたし「いや、だからおばばが何をしたいのかが分からない。全部知ってるはずなのに。

注目集めたいが為にただ騒いでるだけに見える。」

 

ボス「あたしも分かんないからさー、『もしも、説明が上手く言えないんだったらあたしが言ってあげる!』って。また出しゃばっちゃうからさ」

 

わたし「業者も今更何言ってるのか理解できないと思う」

 

業者さんの気分悪くさせる未来しか見えん。

ただでさえフィルムやってくれる所少ないのに関係悪化は困るで。

 

ボス「送る時の基準点がどうのこうの〜ってあたしに言われたって分からないよ」

 

わたし「わたしもおばばの目的が分からない」

 

ボス「今朝なんか集まったって言ってたやつ、

それの話は伝わってる?って聞かれたから

『あたしは聞いたよ。ズレててもこのまま印刷していいのか営業に許可貰ってからの印刷になるんでしょ?』って言ったの。

他の営業にはペロの方から言わせてるって。

ペロがどうしたかは知らないけど』って。」

 

 

隣のは異性には攻撃を仕掛けないからペロリが他の営業に伝えてようと伝えてまいとどっちでも構わない。

 

 

話を聞いてたら隣のの魂胆が分かった。

 

わたし「後半意味通じない事うだうだ言ってませんでした?」

 

ボス「うん・・・なんか、あたしも全然分からないからさ。何言ってんのか分からないけど」

 

わたし「分かった。おばばの作戦が分かりました。

わたしが『営業に伝えてない』事を前提にそこから話を大きくしようとしたけど、

わたしがちゃんと伝えてたから予定通り行かなくなって、

でも走り出したものを止めたら"負け"になるから焦ってアドリブでなんとかしようとして目的が無いってやつですよ」

 

ボス「そうなのー!?」

 

わたし「絶対、そう」

 

過去にもそう言う姿見たことある。

 

 

 

つまり今朝の話し合いで隣のは"負け"ていたらしい。

落とし所を見つけて面倒な新しいルール作ったのに"負け"たと思ったらしい。

自分の思った通りの答えにならないと"勝ち"にはならないらしい。

 

これが10年も自分の上司だったんだからもっと給料上げてくれて構わないんだけど。

いや、金の問題じゃ無いな。

 

 

 

ボス「あと、フィルムのズレが出ない方法は無いのか、なんでズレるのかを業者に説明させるって」

 

わたし「えー!悪いのうちなのに!?だったら全版作れやって業者に言われるに決まってるじゃないですか」

 

ボス「そうなんだよねぇ。営業が版代取れないのが悪いんだけどさ」

 

わたし「難しいのは分かってますけど。

だからおばばの時代からずっとこの形でやって来たのに。左遷された途端これかい」

 

 

 

 

ボスと話しながら今朝のおばばの偉そうな(偉いのかもしれないけど)座り方をこっそり再現しようとしたが、

肉と長さの関係で全然足組めなかった。

わたしは足組めないからきっと隣のの様にはならない。

 

 

 

 

 

 

パートさんも帰った頃。

 

N「対策書書いてこないねほんとに」

O「来ないよしらばっくれちゃって、どいつもこいつも」

わたし「どいつもこいつも笑 どいつもこいつももうこのまま連休に入るから笑」

O「ふざけんなよ」

わたし「まじでこのまま連休に入ったら完全に忘れるつもりじゃ笑」

N「あたしさぁーもーツンケンされてるんだけど」

わたし「え、まだされてるんですか?」

NO「「うん、してるしてる」」

わたし「引きずるんだ」

 

何を引きずってるのか、きっと斜め上の解答だろうから興味はある。

 

わたし「リミット作っちゃえばいいのに」

O「自分で書いてきますって言ったんだよ」

N「あたし別に報告いらないんだけど」

わたし「報告させてやってくださいよ笑」

N「なんで黙ってたの?って」

 

笑い袋は忘れたふりしてまた重大な不具合を隠蔽しようとしていた。

 

わたし「そっちの報告が欲しいですね」

NO「「そう」」

 

息揃ってんな。

 

わたし「毎回不思議なのが、頭の隅とか、トイレいる時とかで対策考えられないのかなって。

数日経過して注意されて、そこから考えてまた数日経過するじゃないですか。昼は熟睡してるし」

N「遅過ぎるのよ」

わたし「その前に黙ってた期間もある訳だし」

N「そう、あたしも黙っててあげたのよ」

わたし「でも避けてるから報告できない笑」

N「ツンツンしちゃってね」

O「子どもかよ笑」

わたし「おばば(隣の)の話をしてるんだかこの人(笑い袋)の話をしてるんだか分からなくなる」

N「同じだからね笑」

 

同じと言ったけど、

昨日の笑い袋と今日の隣ののやり方を比べて、どちらかと言うとまだ隣のの方がマシかなって思ってしまう。

 

 

2人を迷路で例えると、

隣のはゴールが丸見え。小賢しい罠がある。

ゴールされると次の迷路を作ってくる。

 

笑い袋の迷路はゴールを作らない。

「(わざと)ゴール作るの忘れてました」って感じ。

 

わたしの中ではこんなイメージの違いがある。