いつしか日記

日々の日記。圧倒的に仕事の話。

困ったコマさん

納期が短縮過ぎて加工と出荷が重なり、

あれやらなければ次の出荷に間に合わないけど

これやらなければ明日出荷出来ない状態。

(1番出荷件数も加工の手間もかかるお客様を仮に「快速急行社」と呼ぶ)

そんな中、コマさんがPCにかぶりついているわたしに質問して来た。

変なサイトを見ている訳ではなくてちゃんと仕事に集中している。

 

コマ「教えてください。私の加工進めた方がいいのか、快速急行社さんの方を手伝った方がいいのか」

 

わたし「え?」

 

コマ「私の方あと一工程で、それが2件あるんですよ。先にそれをやった方がいいのか、どう思います?」

わたし「ど、どうなんですか?」

 

知らぬ。

自分の2件終わらせるとなると何時までかかるのか、

快速急行社の方を手伝ったとしてその2件終わらせる事が出来るのか、

ウヌには何も分からぬ。

 

コマ「朝言われちゃったんです。もっとスピードアップしてって」

わたし「言われちゃったんですか」

パートの頃から言われてるやつ。

 

コマ「分かってるんですけど、もっと上げろって言われたって…」

感情で分かった所で理解はしていない。

一度コマさんの隣で作業した事があるのだが、

何か遅い。

変な所にこだわって時間食ってるのか、確かに何か遅い。

コマさんの上司も注意してるけど直らない。

自分が正しいと思ってる人に注意するとそれは虐めと捉えられるだけ。

もうコマさんの悩みが解消される事は無いだろう。

 

わたし「徐々に上がってますって言えばいいですよ」

コマ「徐々に? 言えないですよ笑

なので、私この後どうしたらいいと思います?」

 

答えるまで離してくれないやつ。

 

どっちの洋服が良いと思うー?と同じく、

本人の中で答えて欲しい方は決まってる。

 

わたし「快速急行社さんやったから自分のが遅れたとか、無しですからねぇ」

コマ「ですよねぇ。わかりました!加工室居づらいけど、自分のやります!」

 

上手くやってってのが説明できないからなぁ。

通じたらその人はすでに上手くやってる。

 

 

残業前の休憩にて。

コマ「私の方はもう終わったので、快速急行社さんに入ろうと思います」

わたし「終わったんですか。良かったですね」

コマ「加工と検査どっちですか?」

わたし「いや、知らないんで分からないです」

コマ「加工ですかね?検査ですかね?」

いつ「知らないです」

 

また答えるまで離してくれないやつ。

 

 

 

今度は帰りのロッカーにて。

コマ「加工室、全然切迫感が無かったんですけど、本当に大変なんですか?」

わたし「めちゃくちゃ納期なくて大変ですよ」

コマ「いや、全然そんな雰囲気じゃ無かったですけどね」

年末の製造業だぞ。材料も満足に手に入ってないのに。なんで他部書のわたしが知ってんねん。

 

わたし「もうずっとこんな状態続いてますからね。麻痺してるんじゃないですか?」

コマ「本当に大変なのかな〜?」

今度はコマさんの希望通りの言葉を出してあげられなくて、全然納得してくれなかった。

 

コマさんの1番仲の良いパートさんは

快速急行担当の人なのに。

アンテナを立ててあげないんだろうか。