アマチュアな2人
気絶レベルに眠い日
休憩後。
隣のが殿に呼ばれたみたいで、
例のUL貼り間違えた2つの製品を持って行った。
しばらく戻らないかと思いきや、すぐに戻ってきた。
白状しに行ったのかと思ったけど、
うまくやり過ごす予定みたいだ。
取締が焦った様子で隣のを呼びに来た。
鳩おじが殿の前に立ってるのが窓越しに見える。
ULの件かはわからないけど、
取締が呼びに来たとき隣のは「あたし?」と、
すっとぼけた様子だった。
解放された2人。
隣の「鳩おじさ〜ん、ごめんねー迷惑かけて。でもあたし、経緯がわかってなかったなって思ってさ。どこでわかったの?」
鳩「ボスさんが『あれ?』って気づいてさ」
犯人捜し。
しかしボスには食ってかかれない。
お客さんはまだULが間違ってる事に気付かずに使用してることに対して、
隣の「自白するかしないかの話なんだけど」
鳩「事が大きく動かないのであれば掘りたくないな」
隣の「2つ3つならともかく、そんな昔さかのぼってみること無いからさ。
影響あるんであれば、調査してもらうことになるけど・・・
『間違ってやってました』じゃなくて、
『そんな可能性があります』。
バックレるとしたら、『そんな動きがあったんですね〜気づきませんでしたー』」
鳩「殿とボスさんの認識だとしたら(注文)動くって認識で・・・(だからあんなに大騒ぎしてる)」
隣の「やぶ蛇みたいになっちゃう」
鳩「殿の言うとおり、言わない方がいいのかー?ってこともある」
隣の「ULってさ、ヨーロッパ?」
鳩「アメリカだよ?ラベルが違うならともかくさー」
言い訳のプロの楽屋裏。
今回は即興芸で行くとボロが出るのを肌で感じ取っているプロ達。
事務所に行ったら取締に
「隣のさんどうしてる?」と聞かれた。
取締「いっつーが愚痴られてるかと思って」
わたし「(わたしには)何事もなかった体ですよ」
プライドなのか、怒られてなんかいませーんって雰囲気出しとるよ。
取締「そういう感じか」
ガッツリ怒られたという事か。
ガードがガバガバな打ち合わせはしてたけど。