隠し事して話が大きくなるやつ
隣の上司の元へ、不良品の代納願いのメールが届いた。
先に書くと、
お客さまから「不良が届きました!代納してください!」
↓
「代納してもらったものがまた不良だったんですけど!」
って話をする。
①シール印刷→②ラベルプリンターの工程のもの。
もちろん①の印刷は多めに在庫を用意してあるから、
②のラベルプリンターだけ打てば完成する。
隣の上司はその日のうちに代納品をラベルプリンターで打って出しなおした。
そして翌日、同じお客さんから
「代納して頂いたものがまた別の箇所が違っていました(前回はあっていた)ので代納品の送付を〜」
という、とても2度も不良品を送りつけられたとは思えない低姿勢で丁寧なメール。
隣の上司と私のメール環境は共有していて丸わかり。
隣の上司は会社に不良がバレないように
サンプル品に同封して送ろうとした。
しかし事務員にはすでにわたしから
メールの写しを受け取った後だったので、事務員は不審がり、
「サンプルが入った封筒開けていいですか?」と確認してから開けたら、
奥に代納の商品が入っていて正式に発覚。
そのあと隣の上司と鳩おじさんは電話でどうシラを切るか
誰もいない暗い部屋で声を響かせて打ち合わせしていた。
その間、事務員の2人が偶然通りかかり怪しい2人の状況を察する。
隣の「サンプルは本当に入ってるし!報告書は書くよ(なぜか上から目線な口調)。でも報告書難しいんだよなー」
そのあと事務員には「うっかりして代納が入ってるって言うの忘れてた」と口頭で説明していたという。
そして隣の上司と鳩おじさんの2人は1つ疑問を持った。
鳩おじ「なんでメールでしか来てないのに代納のことバレたんだろう?」
隣の「会社のインフォメーション宛になってたんだろ?
インフォは事務所にも届くようにしてるから・・・・・・あれ?違うな。
私と鳩おじさんの宛先になってるから分からないはずなんだけどねえ」
隣で隠蔽する話してたから先手打ったんだけど、
それが(流石に)バレたのかと思った。
取締に「バレてもいいけどバレそう」と言ったら
実は鳩おじさんからも「今日代納送るので」って一言事務所にお知らせしていたらしい。
まさかこんなややこしい話になると思わずに言ったんだと思う。
その鳩おじが隣の上司と一緒になぜ犯人探しをしてるのか。
自分で事務員にお知らせした記憶が無いのか、
隣の上司に話を合わせてるだけなのかは謎。
結果的に「取締が勝手にメール見た」という
見当違いの方向に推理が言ってしまい、
わたしの密告はバレなかった。
環境共有してるのになんでわかんないかなー
推理を隣で聞いてて逆に心配になった。
隣の上司の不良はよくあるからいちいち正義感を働かせてないけど、
今回は監査入る案件。普通なら。
しかしお客さんからは
「報告書と営業からの口頭説明をお願いします。」とだけメールに書かれていた。
こちらのお客さんはとても気が長い。
そして低姿勢。
そうする事でうまく隣の上司を手の上で転がしている気がする。
隣の上司はそれに甘えて2回目の代納の際、内容の検査をお客さんにしてもらっていた。
これも後のミーティングで問題になる。