いつしか日記

日々の日記。圧倒的に仕事の話。

思い違えば苦境(勝手に立っとるで)

5年勤務したパートさんが辞めるタイミングで、

もう1人辞めたいと言い出した人がいる。

その人の事は困り顔なのでコマさんと内心呼んでいる。

 

コマさんの年齢はおそらく40代で2児の母。

年齢の割に子どもが大きいと聞いた事がある。

これがコマさんの簡単なプロフィール。

 

 

コマさんは他部署の天気娘(ウェザーガール)に愚痴を言っていたよう。

天気娘は相談に乗ってくれそうな姉御肌の雰囲気を持つ。

 

コマさんは天気娘に「会社がある朝は動悸が激しくなるから辞めたい」と言っていた。

それを天気娘から聞いた。

 

天気娘は1番にボスに相談して、週末ファミレスでコマさんを説得する予定らしい。

会社は人手不足だし、変な感じに辞める事になったパートさん問題もあったばかりで、今はあまり殿を刺激したく無い状況。

 

確かにコマさんはせっかちな上司とウマが合わないようで、それで悩んでいた事は本人からよく聞いていた。

なので辞めたい発言に驚きはしなかった。

ファミレスに呼び出される事には驚いた。

 

ファミレスに行く直前コマさんと2人で話す瞬間があり、

そこで「辞めようと思ってる」と本人の口から聞いた。

 

そもそもコマさんは当初、

ここだけの話に留めてもらうつもりで天気娘に愚痴っていたのだが、

天気娘はすぐにボスに報告して話を大きくしてしまった。

コマさん的にはまだそこまでは望んでいなかったと言う。

でも折角だからこの勢いに乗っちゃえ!という感じでコマさんは話を先に進めるつもりだ。

 

しかし、タイミングが悪い。

特にこの2週間ほどはびっくりするほど忙しい事が決定している。

ボスが人手を手離す訳がない。

 

 

ファミレスでの話し合いの結果、

せっかちな上司には気をつけるようボスからよく言っておくので、

とりあえず様子見という形で継続となった事をコマさんから報告された。

 

 

 

それから週が明けて、

 

コマさん「同居してるお義母さんの体調が優れないという事にして、今週一週間定時で上がらせてもらう事になりました。」

 

 わたし「あぁ、いい案ですね。」

 

コマさん「ですよね!そんな訳でとりあえず一週間、定時で上がります。よろしくお願いします。」

 

何をよろしくされたのかは分からない。

真実を言うなよという念押しだろうか。

ならそれを教えてもらわなくてええんやで。

 

どういう計画なのか計り知れないが、

「やだやだ残業やだ!本当にする必要あるんですか!?」と、

日頃愚痴られている身としては出来るだけ2人きりになる回数を減らしたいので理由なんてなんでも良い。

早く帰ってくれてありがとうしか無い。

「ああ、いい案ですね」という返事も「わたしがストレスから解放される」という意味である。

定時で帰るのは良いけど、仕事はちゃんと段取りしてやらないとせっかちな上司をただ苛々させるだけに終わるぞ。

 

 

 

ここから先はコマさんに対するツッコミを書く。

 

コマさんはよく本音を話してくれる人。

せっかちな上司と合わない事と、

担当業務以外の仕事、

残業、

常々やりたくないと愚痴ってくる。

 

 

コマさんは最初パートとして何年かやっていたが、

旨味がある気がしてランクを上げてくれと自らお願いして来た。

殿はコマさんの評価を聞いていて、

条件に達していないと何度か断ったらしいが、コマさんは諦めなかった。

上司達も「こういうのを出来るように」

「殿の近くに座りなさい」と色々とアドバイスをしていた。

何度もラブコールを贈られるとすぐ情が移ってしまう殿。

そんなに言うなら・・・と、それが叶った経緯がある。

もちろん今まで以上に仕事量は増えるし残業もしてもらうと契約時に話したはずだ。

 

コマさんは力量的な条件を満たしてない状態で自ら仕事量を増やした訳だから、

その分より頑張らないと他と足並みが揃わないのだが、

「自分は十分頑張っているのに上司が認めてくれない」と愚痴る日々が続いている。

あと「残業が多い」という愚痴も。

だったら視野を広げて効率上げて早く終わらせるようやって。

付き合い残業した上に愚痴を聞かされるこちらの身にもなってくれい。

愚痴を聞く時間は無給なんじゃ。

(仕事中に愚痴られる時もあるけど、そう言う事では無い。)

 

 

ソリの合わない上司の件。

コマさんの教育係はパートの時と変わらずせっかちな上司が担当。

せっかちという性格も昨日今日でオプションがついた訳では無い。

その人はずっとせっかちだ。

 

せっかちで優柔不断な所があるというのはパートさんの井戸端会議の議題に上がるくらいには周知されている。

コマさんも勿論知っていたと思うが、都合良く考えてしまったようだ。

 

コマさんの愚痴を聞いていると、

「いつしかさんには『ありがとう』とか言うのに自分には無い。」と繰り返し言っている。

共働き家庭の主婦が全部の家事するのを当たり前だと思うなよ問題の話では無い。

仕事の話だ。

せっかちな上司は感謝が足りないと言う事らしい。

 

そして、「いつしかさんには『ありがとう』と言う」と言われた当のいつしかさんはどうリアクションしたら良いものか困る。

「言われますね」と返す。

 

コマさんはわたしと比べているようだった。

わたしがせっかちな上司にチヤホヤ?さてるのが羨ましくてコマさんも同じ扱いを受けたいらしい。

 

 

ならばわたしもわたし視点でコマさんと自分を比べよう。

せっかちな上司との関係性で比較する。

 

[いつしか対せっかちな上司]

・わたしは部署が違うので普段は別の仕事をしているが、手が空いた時にせっかちな上司達を手伝っている。

 

・残業多いがそのほとんどは他部署の助っ人に呼ばれるから。

 

・応援に入っていると「いつしかさんがやってくれるよ」となり、戦力に入れられてしまっている。(ストレス)

 

・せっかちな上司のが年上だけど勤続年数はわたしのが長い。

 

・わたしは一日中パソコンに齧り付いて仕事をしてる人。パソコン自体に詳しい訳ではないが、パソコンに苦手意識があるせっかちな上司の質問には答えられる。

どのボタン押しても爆発はしないと何度も説明した。

 

・わたしの仕事は入口部分。次にせっかちな上司達に渡り、そこから色々な工程に振り分けられる。せっかちな上司はわたしを煽てるやり方で圧をかけてくる。

 

・本当はあった方が良い知識を面倒くさがって覚えないせっかちな上司。

わたしに「そのくらいの知識覚えてもらわないと」と指摘されるのを恐れている。

 

 

[コマさん対せっかちな上司]

・コマさんからアクションがない限り相手にしない事にした様子のせっかちな上司。

 

以上。

わたしの視点だからこうなるさ。

 

 

愚痴魔なコマさんにアドバイスしたりもした。

わたしの立場が羨ましく思うなら自分も強みを得て頼られれば良いじゃんと。

でもそんな努力はしたく無いと言う意味で愚痴の角度を変えて愚痴が続けられる。

 

「今私は愚痴を聞いて欲しいだけだし、周りが自分に都合良く変わってくれればそれで良いだけなんです!」という話を、

残業した後の2時間ほど付き合わされる。

コマさんが駅まで車で乗せてくれると言うのでラッキー!と思って乗るとそうやって監禁される。

 

愚痴を聞いていると22時頃にコマさんの息子から帰りが遅いから心配して電話がかかってくるのだが、

コマさんは「ご飯あるでしょ。食べてて良いから。」と愚痴を優先させる。

ちなみに、わたしはコマさんに送ってもらった駅からさらに電車に乗って帰らなければいけない為、コマさんは愚痴ってスッキリしてご飯も食べ終わっただろう頃にわたしはやっと家に到着する。

解せぬ。

 

 

何もかも自分に都合が良くなる予定だったのが全て思い違いだったようで悩んでいるみたいだ。

思い違い・・・とも気が付いてないんだろうな。

思ったのと違った!酷い!ってコースを何周もしてる様に見える。

 

 

 

早く人、入れようぜ。