いつしか日記

日々の日記。圧倒的に仕事の話。

東京の端でもキャッチされる

今回のは会社の面白小話ではなく、

ノンフィクションな悪質なキャッチの話。

 

東京の端の町での話。

友達と居酒屋のA店に向かう途中、

A店の向かい側のお店まで歩いて来たところで、

見知らぬ兄ちゃんが声をかけてきた。

キャッチ「A店ですかー?」

私「あ、はい」

キャッチ「ご予約ですかー?」

私「いえ」

キャッチ「個室がいいですか?」

私「はい」

キャッチ「あー、今日は個室空いてないんですよ。他の店舗なら空いてるんですけど」

私「他にも店舗あるんですか?」

キャッチ「九州料理の店と、肉バルの店です」

私「(A店と店名も内容も違うやんけ)…」

キャッチ「A店の方は…座敷で、団体さんの横でいいなら」

私「んー、どうする?」

友達「いいよ」

キャッチ「はいわかりましたー」

と言って電話を始めるキャッチ。

 

キャッチ「あー、そうですか…」

良い返事が貰えそうにない回答が来そうだ。

キャッチ「えーっとですね、たった今ネットで予約が入ってしまって埋まったんですよね」

私「そうですか」

キャッチ「さっき紹介した肉バルか九州料理の店なら紹介出来ますけど」

私「え、近いですか?」

キャッチ「肉バルならこの道を行って左に曲がったところです」

私「どうする?」

友達「やめとこ。大丈夫でーす」

と、断った。

友達はこの時悪質なキャッチだと気がついた。

 

友達「直でA店行こう。多分空いてる」

A店に続く階段を降りた時に制服を着たにいちゃんに声をかけられた。

さっきのキャッチみたいな奴かと思って警戒してしまったが、

本物の店員さんだった。すみません…

 

店内はありがたいことに予約なしでもスムーズに入店できた。

美味いし安いし急かされないし本当に良い居酒屋さん。

 

その居酒屋さんのツイッターを見たら

やはり

「A店を偽り他店へ誘導する悪質なキャッチにお気をつけください」と呟いていた。

私も危なかったです。

 

友達いわく、

食べログ見るの趣味だから気がついた。教科書で読んだかのような典型的な流れだった」

 

危ないところだった。

ぼったくられるとこだった。

友達と嫌な思い出作りたくないから

私も趣味の範囲で、その悪質なキャッチ雇ってる店探ってみよう。

東京こわい